こんにちは、ジャックです。
※今回はカードゲームを嗜んだことがある男子以外は何を言ってるかわからない可能性高いです。
僕は普段たまーに六本木やらでオール飲み会することがあるのだが、
先日、不覚にも、
ポケモンカードでオール
をしてしまった。
僕は知り合いの会社のオフィスに足を運んで、
そこでワイワイやりながら仕事をするときがある。
知り合いの会社で働いているのは、
全員現役東大生。
つまり、常に現役東大生が10人いる
天才空間となっているオフィスなのである。
僕も東大卒なので彼らと話もあい、
けっこうみんなとゴルフ行ったり飲み行ったり、仲良くしている。
で、つい先日の話なんだけど、
僕らがオフィスでパソコンをカタカタしてると、
東大生のうちの一人(Oくん)がガラッと部屋に入ってきた。
「O、おはよー、、、ん?なにそれ」
なぜかOくんは遊戯王の
パックを手にしてた。
これ↓
ジャック:「え?Oって遊戯王まだやってんの?」
O:「いや、やってないですけど、コンビニでつい懐かしくて買ってみました」
ジャック:「へぇー。なんかいいねそれ」
と平然と仕事に戻ろうとしたが、
僕はここでひらめいた。
ジャック:「5枚入りパック8個買ってそれでデュエルしてみね??」
ほんの思いつきだった。
遊戯王は5枚パックで、デッキに40枚必要なので、
8パック引いて即席デッキ作って対戦したら面白いだろうと。
「そんな小学生みたいな遊び笑」と突っ込まれることも予想した。
でも、東大生たちの反応は違った。
その場の東大生全員:「え、それめっちゃやりたいです!」
満場一致でやることが決定。
善は急げ。
その場にいた東大生たちはそのまま仕事もほっぽり出し、
みんなで近くのドンキホーテに遊戯王買いに行くことになる。
(※注記
東大生は真面目というイメージを持っている方もいるかもしれないが、それはほんの一部。実際は僕も含め、ようわからん遊びを全力で楽しむいい(変な)奴らばかり。)
僕は、こういう突拍子もない遊びが結構好きだ。
テレビゲームのように与えられた遊びじゃなくて、
自分たちで考えた遊び。
往々にしてお金もそれほどかからないし、
Switchみたいな与えられたゲームをみんなでただやる、とかよりは100倍楽しい。
仕事で成功するような頭のいい人たちも、同じような特徴がある。
僕の周りでも経営者はたくさんいるが、
彼らは自分たちで考えた突拍子もないルールの遊びで
小学生のようにみんなでゲラゲラしながら楽しんでいる。
少し話がそれるが、以前経営者4人で宅飲みしたとき、
スマブラをやろうという話になった。
とはいっても、単に与えられたルールでスマブラをやるのでは満足できない。
スマブラをやったことない人は何を言ってるかわからないかもしれないが、
突然アイテムをビームソードのみにする奴なんて現れる。
「これからはBとかガードとか禁止ね。ソードの攻撃だけで」
これも普通のスマブラとは比べものにならないほど盛り上がるのでぜひやってみて欲しい。
東大生や仕事で成功してる頭のいい人たちは、
どうやら自分たちで楽しくなるようにルールを考えたり創意工夫するのが好きらしい。
これが、新しいアイデアを思いついたりすることにつながるのだ。
・・・と少々語ってしまったが、話をもどそう。
ドンキホーテに遊戯王を買いにオフィスを出たのだが、
みんな思いつきの天才なのでここで次々とアイデアが湧いてくる。
「でも遊戯王ってルール複雑だし、シンクロとかエクシーズ?とかようわからんのいっぱいあるので、代わりにポケモンカードでやりません?」
(僕らは遊戯王の「融合」世代。シンクロとかわからん)
というわけでみんなそれぞれポケモンカードを6パックずつ購入。
大の大人が合計30パックぐらい買ってたので、
レジのおにいさんも困惑してました。
昔遊戯王とかポケモンカードカードをやってた
男性諸君はわかると思うけど、
カードパックを買うのって異常にワクワクする。
今年24歳になる今でも、男ならこの気持ちが変わらないんだなと思った。
この時も小学生なみのワクワク感でポケモンカードを買った。
小学生のころと違うのは買ってる量だけ。
んで、オフィスでみんなで開封の儀。
「うおーーー、めっちゃキラキラしてうこれ!!!」
「え?まじ??え、SRじゃんこれ!やば!」
「このポケモン強すぎ!!チートやん!」
「え、GXってなに?サイド2枚とるのぉーーー」
近所の公園ではしゃぐ小学生ばりにはしゃでいた。
(はたから見たらとても東大生の集団には思えない。)
いざ即席デッキでバトル。
買ったパックについていた
エネルギーカードが電気しかないという制約のなか、
なかなかに盛り上がった。
(どんなに強くても、電気タイプ以外はそもそも攻撃できないのでザコ。)
ちなみに、僕のデッキのエースはこいつ。
ポケモンはダイヤモンド・パールまでしかやってない僕にとっては知らないポケモンだが、なかなかに強い。
で、ここからさらなる展開を見せるのだが、
何回か対戦してる最中、
誰かがこう言い出した。
誰か:「ダブルバトルしてみね??」
みんな:「え?なにそれ。超楽しそうじゃね?」
ちょうど4人いたので、ちょうどダブルバトルできるのだ。
ダブルバトルのルールを調べよう、と言って調べてみたが、
なんと2人vs2人で対戦するルールは公式にはないらしい。
「んじゃ、俺らで適当にルール作るか」
ってことで自分たちでダブルバトルのルールを作ってやってみたところ、
これが超絶盛り上がった。
ダブルバトルなので、当然仲間と協力して作戦を練る。
「俺のターンで相手の〇〇に20ダメージと毒を与えるから、次のお前の番で〇〇に50ダメージ与えるから、そしたら〇〇が気絶して、、、」
ここで東大生が東大生を発揮する。。。
みんなして何手も先まで読み始め、
途中から詰将棋をやってるみたいな感覚になる。
一手を打つのに5分とか熟考してた。
そして、一回のダブルバトルが終わるころには、
なんと
外が明るくなっていた。
対戦時間なんと1バトルで4時間。
大の大人4人が、ポケモンカードでオールしてしまうとは。
でも、不思議と後悔は全くなかった。
それほど、熱狂した。
んで、僕が思うのは、
カードゲームってすげぇな、と。
冷静に考えよう。
だって、ただの紙だよ、これ。
1パック150円で5枚入ってる紙切れ。
つまり、この紙が一切れ30円。
コピー用紙が一枚0.5円であることを考えると、異常な値段だ。
つまり、僕らはカードゲームを買うとき、
紙ではなく
ポケモンカードというとんでもなくワクワクするコンテンツにお金を払っているのである。
つまり、ちまたで悪い噂がたっている
情報商材とかと本質が一緒である。
ニンテンドーは異常な利益率でめちゃくちゃ儲かっているだろう。
これだけ僕らにワクワクを提供する商品もないと思う。
カードのパックを買うだけでワクワクするし、
パックを開けるときなんか、150円でこんなドキドキできるのか、ってぐらいドキドキする。
そして、カードがキラキラしていたときの高揚感。
みんなで「何が当たった!」とかで盛り上がる。
そして、当たったカードを使って、みんなで対戦してさらに盛り上がる。
正直、これほどの情報商材もないと思う。
一流も一流の情報商材だ。
カードゲームも立派な情報商材。
だからこそ、時間も忘れてオールでポケモンカードを楽しんでしまうのだ。
形がなくても、
アイデアさえあれば人を熱狂させ、
稼げる時代になったなぁと。
とまぁ今日はこんなかんじ。
カードゲームを久しぶりにやったけど
ほんとにすごいなぁと思った。
男たちにワクワクを届ける天才。
僕も、人にこんなワクワクを届けられるようになりたいなぁ、
とポケモンカードのコイントスをしながら思った深夜でした。
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