僕が2年間同じスマホ壁紙を使いつづけている理由。

こんにちは、東大社長のジャックです。

 

今回は、みんなにめちゃくちゃ聞かれるので

僕が全く同じスマホ壁紙を
2年以上変えてない理由

というのをお話ししていきたいと思います。

 

 

僕、iPhoneを何代機種変更しても、
壁紙だけはもうずっとこれなんですよね。

 

 

実は、僕が今のスマホ壁紙を使い続けてるのには、
ある大きな意味が込められてます。

 

僕の起業人生を大きく左右した一枚なので、
ぜひ聞いてもらえると嬉しいな、と。

 

ちなみに、その壁紙がこちらです。

この写真のなかに僕にとって特別なものがあるのですが、
それは今回のストーリーのなかで話していきます。

 

 

ちなみに、撮った場所は上海にある「豫園(よえん)」という庭園です。

 

別に世界遺産とかでもなんでもなく、
上海の都会のはずれにあるちょっと有名な庭園。

日本で言うと、新宿御苑とかそういうイメージですかね。

 

「なんでそんな写真を2年以上も壁紙にしてんねん!」

ってことなんですが、
僕にとっては壁紙として毎日見ることに大きな意味があるんですね。

 

 

今回は、この写真が生まれたエピソードを話していきます。

お付き合いいただければな、と。

 

一人で上海に泊まることになった理由

 

2019年の8月。

 

当時僕が大学生だったこともあり、
夏休みだったので時間を持てあましていた。

 

 

するとある日、母親が、

「中国に遊びに行こうよ!」

 

僕が世界遺産を好きなのを知っていたので、
とても魅力的な提案をしてくれたのだ。

 

 

僕は、食い気味で

「行こう!」

 

速攻で中国への家族旅行のプランを立てた。

 

 

 

8月下旬、ムシムシと暑いなか、
家族みんなで中国に渡る。

 

「うわー、けっこう久しぶりに帰ってきたねー!」

 

 

これまで家族で中国に行ったことは何回もあったが、
今回はかなり久しぶりである。

 

 

この時の旅行では、ありがたいことに
僕の趣味である「世界遺産めぐり」に色々つきあってもらった。

 

数カ所の世界的にも有名なスポットを巡った。

 

 

その中から3つだけ紹介しよう。

 

 

まずは、西湖。

 

西湖とは、中国にあるちょー有名な湖。

世界の湖の中でも、有名度トップ3に入るんじゃないかな。

 

 

で、なんで西湖が有名かって、超絶キレイ

 

水墨画のような景色が広がっている。

 

僕の別ブログで旅行記を書いているので、
もし興味がある人はそちらも見てほしい。

西湖 (中国杭州) 〜世界遺産検定保持者による世界遺産レポートその1〜

 

 

 

次に、宏村。

日本だとあまり有名じゃないけど、
中国の昔の建築が残ってる。

日本で言うと、白川郷とかそんな感じ。

宏村 西逓 (中国安徽省) 〜世界遺産検定保持者による世界遺産レポートその2〜

 

 

最後に黄山。

 

これも中国にある、世界的に超有名な山。

 

岩とか松からなる景色が半端ない。

日本には絶対にないスケールで、
自然の偉大さを感じた。

黄山 (中国安徽省) 〜世界遺産検定保持者による世界遺産レポートその3〜 (現地の中国人ガイドの翻訳情報付き)

 

 

とまぁ、そんなかんじで家族で中国を楽しんだわけだけど、
それは今回の記事の本質ではなくて、

結論からいうと僕は一足先に一人で日本に帰った。

 

 

大学の卒業旅行がちょうどかぶってしまったからである。
(ちなみに、知床にいった。世界遺産ざんまいの夏休み。)

 

 

中国の内陸部から一人で新幹線で上海にむかい、
上海で一泊して次の日の飛行機で日本にかえることになった。

 

今回の出来事は、この上海で起きる。

 

上海での衝撃的な夜

 

まずは上海で泊まれる適当なホテルを探した。

 

当時はビジネスをはじめたばっかりで収入がほとんどなく、
安く泊まれるホテルにした。

 

 

確か一泊400元くらいのホテルだったかな。

日本円にすると6000円くらい。

 

格安ホテル。

 

 

ちなみに、「アパホテル」のような安くてキレイなホテルがあるのは日本だけである。

 

中国の格安ホテルはそれ相応のサービスだ。

 

いってみると、場所も分かりづらく、
2階建てでちょっとホコリくさいホテルだった。

 

 

 

で、結論から言ってしまうと、

ゴキブリが出たのだ。

 

 

「ホテルでゴキブリが出るなんてありえん!!」

というのは日本に住んでるぜいたくな人の発言だろう。

 

なんたって、格安なホテルを選んだ自分が悪い。

 

嫌な気持ちと、仕方ないかという気持ち、
半々に入り混じったまま、
(とりあえず街を歩いてみるか…)
僕は上夜の海の街に繰り出す。

 

 

夜の上海はとてもキレイだ。

 

シンボルマークは、有名な「東方明珠塔」。

 

東京でいう東京タワーみたいなものである。
(もしくはスカイツリー?)

 

夜になるとライトアップされ、夜景がとてもきれい。

 

ただこの日は霧がすごく、
上の方が全く見えずに
ちょっと残念なかんじになっていた。

写真一番左が東方明珠塔。

 

ちなみに、晴れた日の上海の夜景はこんなかんじだ。

 

 

とまぁそんなかんじで上海の街をぶらつき、
夜景を楽しんでいたわけだ。

 

 

(ビジネスで成功したら上海に住むのもいいなぁ)

 

そんなことを考えながら何気なく歩いていたら、
僕が衝撃の光景に出会ってしまった。

 

当時の僕にとってはあまりに衝撃的すぎて、
写真に残すのを忘れてしまった。

 

それがなにかというと、
あるホテルのエントランスである。

 

こんなかんじ。

(実物はもっと豪華だったと思う。)

 

ホテルの前には水槽を並べられていた、
クラゲが泳いでいた。

 

もう「豪華」の一言。

 

 

ホテルの中のロビーもちらっと見えたが、
僕がとまっていたホテルとは比べ物にならないほど豪華だった。

 

外からみると、こんな感じ。
建物のとてもオシャレである。

 

 

自分が泊まってるホテルとの差!

 

たしかに大人になった今から思えばただの高級ホテルだが、
当時大学生だった僕はそんな豪華なホテルに泊まったことはなかった。

 

 

 

ましてや、ホコリくさいホテルの一室でゴキブリを見た後の話である。

 

 

「こんな豪華でキレイなホテルがあるんだ…。
しかも、僕が泊まってるホテルから徒歩5分としないところに。」

 

 

僕は大学生なりに当時覚えた感情を今でも鮮明に覚えている。

 

 

豪華なホテルへの驚きと感動。

 

 

でもそれだけじゃなかった。

 

それと同時に、

悔しい

という気持ちがモクモクと湧き上がってきた。

 

 

豪華なホテルのロビーで優雅にくつろぐ人々。

 

対して、ホコリくさいホテルでゴキブリに一喜一憂してる俺。

 

 

まだ大学生だったとはいえ、
自分がみじめに思えてしまったのだ。

 

 

その日は、複雑な感情を胸にしながら、
さっさとホテルに戻って寝た。

 

正直、もうこのホテルをみることはないと思っていた。

 

たしかに見た時は衝撃を覚えたが、
空港への通り道ぞいでもないし、
二度とみることはないだろうと。

 

次の日にも僕の前に現れる豪華ホテル

 

しかし、その予想は見事に裏切られた。

 

 

 

次の日、昼過ぎ出発の飛行機で成田に帰る予定だった。

午前は暇。

 

(よし、上海でちょっと観光でもするか!)

 

 

そうやってスマホで
「上海 観光」
と調べて「お、いいな」と思ったのが先ほど紹介した

豫園(よえん)

である。

 

 

中国の昔ながらの様式で建てられた庭園。

上海の都心から郊外に15分ほど歩いたところにあった。

 

チケットを買って中に入ってみると、こんなかんじ。

 

 

 

美しい庭園を順路のとおりに散策する。

 

(日本の庭園と違ってまたいいなぁ…)

 

 

感慨にふけっていた矢先、
僕はあるものを見て立ち止まり、
思わず目を見開いた。

 

少なくとも、当時の僕にとっては、二度目の衝撃だった。

 

 

その時にとったのが、僕が今でもスマホの壁紙にしている

例の写真

である。

 

 

お分かりいただけただろうか。

 

キレイな庭園。

 

その向こうに、
例の豪華なホテルが顔をのぞかせている
のである。

 

 

普通に考えたら、建物が高いから庭園の中からでも見えただけだ。

 

当たり前の現象。

 

 

でも、前日に自分の泊まったホテルと
比較してみじめな気持ちになっていた僕は、
さらに追い討ちをかけられた気分になった。

 

「うっわ…」といって頭を抱えたくなる。

 

 

(金持ちが泊まっているホテルは綺麗な庭園の中からも見えてしまうのか…)

 

せっかく庭園を楽しんでいた気持ちも消え失せ、
昨日の夜に味わった気分が胸いっぱいを覆った。

 

 

でも、この時の感情は、昨日のそれとは少し違っていた。

 

昨日は、ただ豪華なホテルに感動し、
同時に自分がみじめに思えただけだった。

 

 

しかし、この日は

反骨心

がモクモクと出てきたのである。

 

当時はまだビジネスを始めたてだったが、

 

「将来、ビジネスを成功させて
次に上海に来た時は絶対
あのホテルに泊まってやる!」

 

この時の感情は今でも忘れない。

 

当時は、起業するか就職するかで迷っていたが、
このホテルのおかげで、明確な決心がついたのだ。

 

 

庭園のなかからてっぺんだけが見えるホテルを5分間はずっと眺めていたと思う。

 

周りの観光客からしたら変なやつだっただろう。

 

キレイな池や建物にも目をくれず、
外のホテルをずっと眺めているんだから。

 

 

 

そして僕は、
「この気持ちを絶対に忘れたくない」
と思った。

 

だから、スマホの壁紙にして、
スマホを開くたびにこの反骨心を思い出せるようにしよう、と。

 

そう思ったのである。

 

それが、今でも壁紙を変更しない理由である。

 

現在。おおよそ目標は達成したが…

 

あれから2年。

今は、自分の会社もたちあげ、
事業も順調に滑り出しつつある。

 

あのころの僕から見たら、
「成功」
と呼ばれるところまで来たと思う。

(ぶっちゃけ今の僕からすると、
まだまだなのだが。
人の欲望は終わりがないね。)

 

 

ただ、コロナのせいで、
まだ上海に行って例のホテルに泊まることはできていないのだが。

 

海外旅行が普通に行けるようになったら、
僕は真っ先に上海に飛び立ち、
例のホテルに泊まるだろう。

 

そして、「やってやったぞ!」と報告したい。

 

 

 

でもそれだけじゃなくて、
今後はまた別の目標を決心してやろう、とも思う。

 

どんな目標にするかは、まだ悩み中だ。

 

2年ごしにクリアできる、
でっかい目標を決めれたらいいな。

 

 

これからもジャックの活躍にご期待ください。

 

というわけで今日はこれでおしまいです。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 


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