こんにちは、ジャックです。
先日、面白い本を見つけたんですよね。
「寿司修行3ヶ月でミシュランに載った理由」
という本です。
さすがに、タイトルにインパクトがありますよねこの本。
寿司って普通何年も修行するイメージですからね。
名店で修行して、下積みして、独立して、さらに経験をつんで、
みたいな職人がほとんどのなか、3ヶ月ですから。
「え?」、と。
でもこの寿司修行のはなしって、
実は僕が経験した東大受験と同じだったんですよね。
つまり、勉強ができるようになるためのコツ。
今日は、そのへんのはなしをしようかなと。
3ヶ月でミシュランの寿司やさんって?
そんな「寿司修行3ヶ月でミシュランに載った理由」
の著者宇都裕昭さんが経営している「鮨 千陽」こそが、
修行3ヶ月でミシュラン三年連続掲載された寿司店なのです。
びっくりですよね。
普通、寿司と言ったら、
「飯炊き3年、握り8年」
といわれていますからね?
最初の3年は握らせてさえくれないんです。
普通の寿司職人なら。
それが、3ヶ月ですから。
普通の職人なら、まだ飯炊きをおぼえているころですよ。
飯炊き3年の最初の12分の1が終わったころ、宇都さんはすでに自分の店でミシュランをとっているのです。
…たぶん、他の職人さんからめちゃくちゃ嫉妬されてるでしょうね。笑
でも、寿司職人としてはこれ以上ない成功だし、僕は素直に尊敬します。
「20年かけてミシュランとった職人」と
「3ヶ月でミシュランをとった職人」なら僕は断然後者に興味がわくので。(何様だよってかんじですが。笑)
同じ成果なら、当然はやくあげたほうが価値が高いです。
東大受験でも同じことが起きていた
僕は東大受験をしたんですが、
そのなかで一見すると不思議なことがよく起こります。
普通の思考でいったら、
真面目な人の方が成績がいいですね。
真面目でガリ勉 → 成績いい
不真面目で勉強時間少ない → 成績悪い
という図式が成り立つと思うのですが、
実際は全然違ってたんですよね。
「この人絶対成績悪いやろ…」
と思った人がポッと東大A判定をとったり、
「こんだけやってたらのびるやろ…」
っていう人が何年も成績上がらなかったり。
つまり、勉強は
「時間と結果は比例しない」
ということが平気で起こる世界でした。
努力は報われるとかいう大ウソ
多くの人はうすうす感じていると思うんですよね。
努力は必ずしもむくわれないってことを。
「努力はむくわれる!!」と言っている人はいますが、
心のどこかで「違うんじゃないか…?」と思っていると思います。
そこで、僕が言いたいのは、
努力と結果が比例しないことをどちらかと言うと
ネガティブにとらえている人が多いということです。
「なんで頑張ったのに報われないんだぁ!!」とか、
「努力したのにかわいそうだろ!!」とか。
そういって、努力を美化しようとする。
たしかにそう言う見方もあると思います。
でも、僕から見れば、
実力主義から逃げているだけです。
努力はだれでもできるけど、
結果を出すのは実力がある人じゃないとできない。
だから、努力が大事!って言ってる人を見ると、
「自分が結果がだせないのを直視したくないんだなー」、と。
実際、成功している人は必ずと言っていいほど
「努力主義」とは反対の考え方をしてます。
なんでもスルスルできるようになってしまう人というのは、
絶対「努力と結果が比例しないこと」にネガティブな見方をしないです。
じゃあ彼らはどういう見方をしているかというと、
「え、短期間でも周りをごぼうぬきにできるじゃん、ラッキー!」
です。
そうなんですよ。
時間と結果は比例しない、ってことはですよ。
努力しても報われない時がある一方で、
そこまで努力しなくても結果が出る人がいる。
逆の考え方もできるんです。
前者でなるんじゃなくて、後者になればいい。
これが、短期間で成果を出す人の考え方です。
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