【モノを持たない時代】近い将来、人間が持つものは服だけになるという話。

こんにちは、ジャックです。

 

先日、面白いプロジェクトを見つけまして。

 

それは、ソフトバンクとトヨタがやっている

MONET

という会社のプロジェクトなのですが、


(MONETホームページより)

これはどういうプロジェクトかというと

 

バスとタクシーの間の乗り物を作る

 

というものです。

 

 

先に見せちゃいますと、
その完成形がこれです。

 

一見タクシーに見えますが、

これは乗合なんですよ。

 

つまり、同じような出発地と目的地のお客さんを
一緒に連れていく公共交通機関です。

 

マッチングは、AIで行います。

 

こうすることによって、
バスのようにバス停に行く必要もないし、
タクシーほど高額になることもない。

 

バスとタクシーにいいところを掛け合わせたものです。

 

 

僕はこのプロジェクトを知って、

「発想が天才だな〜」

と思ったと同時に、

 

「もし実現したら、車買う必要ないんじゃない?」

 

と感じたんです。

 

 

だって、どこからでも気軽に呼べて、
しかも料金もそんなに高くないんですよ。

 

そうなったら、
車を所有する必要なくないですか?

 

お金も浮くし、
車検代ももかからないし、
駐車場もいらないし、
飲酒しても大丈夫。

 

このプロジェクトが成功すれば、
絶対、車を所有する人は激減します。

 

 

と、当時に。

 

(これって、車に関してだけじゃないな)

とも思ったのです。

 

 

どういうことかっていうと

 

これから全てのものは「所有」しなくてよくなる。

 

車がそうであるように、
個人で所有するんじゃなくて
共用する世の中になるんじゃないかと。

 

この問題は考えるに値すると思ったので、
今回はもうちょっと掘り下げていきたいと思います。

 

所有する必要がなくなるもの

今の街を歩いていると、
みんなカバンの中に色々なものを持ち歩いてます。

 

試しに、自分のカバンをのぞいてみてください。

 

財布とか、
スマホとか、
パソコンとか、
モバイルバッテリーとか、

いろんなものが入っていると思います。

 

でも、これらを全部持ち歩かなくてよくなる未来がきます。

 

今から、そんな未来をちょっとのぞいてみたいと思います。

 

財布

まず、財布がいらなくなります。

 

今でもすでに、持ち歩いてない人もいますよね。

 

その第一の波がキャッシュレスで、
スマホさえあればレジで決済できる。

 

国としてもキャッシュレスを推進していて、
みんなキャッシュレスキャッシュレスって騒いでます。

 

 

でもね。

これはまだキャッシュレスの第一波でしかないんですよ。

 

サッカーで言えば、
まだ前半戦です。

 

前半戦だけみて全部見たかのように勘違いしている。

 

 

でも、これからキャッシュレスの後半戦が始まりますよ。

 

というか、すでに始まっています。

 

それは、

レジさえいらない決済。

 

 

一番進んでいるのは、
これではないでしょうか。

 

amazon go


(ORENGE-POSより)

amazon goとは、アメリカのシアトルに誕生した、
アマゾンの店で、

 

なんと、ゲートを素通りで決済できます。

 

レジなんて概念はないです。

欲しい商品を詰め込んだら、
あとは店を出るだけ。

 

これで、自動的に決済です。

 

どうやって
「誰が何を買った」
を判断しているのかというと、

入店時にはスマホを改札みたいにかざすんですね。

 

それで、店中にあるカメラで
その人が何を取ったかを判別しているんです。

 

あー、なるほど、と。

これはすごいな、と。

 

 

でも僕は100%感心はできなかったんです。

 

なぜかって、

「かざすだけにしても、
結局スマホ必要じゃん」、と。

 

素直に感心してろよ、という話なんですが、
僕は率直にそう思ってしまいました。

 

 

・・・けれでも。

 

探したら、

実は、すでにあったんですよ。

 

そう、

スマホさえいらない決済がね。

 

 

それは、

中国の会社、アリババがやっているホテル。


(公式サイトより)

 

その名も、

FlyZoo Hotel。

 

このウワサのホテルは、

中国の杭州にあります。

中国の、日本に近い側にあるのが杭州。

 

有名なものといえば、
世界遺産にも登録されている西湖ですね。

実は僕も行ったことあります。

LINE登録者専用コラム2

2021年4月18日

 

ここにあるアリババのホテルは、

なんと

 

顔認証だけで全てが完結します。

 

 

フロントという概念もなく、
カメラに自分の顔を写すだけ。

エレベーターも顔に反応して動き、
自販機だって顔認証で使えます。

 

まさに、スマホさえもいらない決済。

 

 

ちなみに、他にも

Amazon one

という手のひらをかざして決済する
というものもあります。

(すでにアメリカのスーパーで導入されてます。)

 

 

決済は、僕たちが知らない間に
こんなにも進化していたんですね。

 

スマホがいらない決済がもっと普及すれば、
財布なんて到底持ち運ぶ理由がなくなります。

 

身分証

現在僕らは運転免許証や、
社員証、学生証を持ち歩いています。

 

でも、先ほど言ったように
顔認証が発達しているので、
身分証も必要なくなります。

 

「免許証を家に置いてきたから、
今日運転できねぇわ」

そんなのも昔話になります。

 

スマホ、パソコン

スマホやパソコンも所有しなくてよくなります。

 

やはり、鍵となるのは

顔認証などの生体認証

指紋や、虹彩なども含みます。

 

今の最新のスマホやパソコンって、
指紋とか顔認証で開けれますよね。

 

使っている人を自動的に判別できる。

 

それを僕らは普段享受してしますが、

それなら
スマホやパソコン自体、
所有しなくていいと思いませんか?

 

公共の場のあらゆるところにディスプレイがあれば、

顔や指紋で個人を特定できるから、
その人のための画面が開ける。

 

つまり、
自分が移動したところのディスプレイが、
自分用のスマホ、パソコンになるのです。

 

立ち去ったらログアウトされて、
別の人がきたら、その人用にまたログインされる。

 

学校や職場やカフェでも、
あらゆるところに共用ディスプレイさえあれば、
スマホやパソコンを持ち運ばなくてよくなる。

 

そういった未来が、
見えてきた気がしませんか?

 

モバイルバッテリー

モバイルバッテリーを忘れて、
「あー!充電やばい!」
と出先で焦った経験が多くの人はあると思いますが、

そんなことはもう起こりません。

 

なぜなら、スマホとパソコンがもういらないからですね。

 

メガネ

そして、メガネもいらなくなります。

 

もちろん、コンタクトレンズがあるから、
という話ではありません。

 

レーシックが今、すごく身近になっているのです。

 

僕もレーシックを受けた経験があるので、
その時の体験談を共有しておきます。

かなり新鮮な体験でした。

 

眼鏡やコンタクト全く売れなくなる
未来が来ると思っています。

 

唯一、必要なものとは

でも、残念ながら、唯一必要なものがあります。

 

これはどうしても持ち歩かざるをえない。

 

それは、

です。

 

 

いやいや、当たり前やがな、と。

そんなこと言われんでもわかるわ、と。

 

 

でも、ちょっと考えてみてください。

 

逆に、服くらいしかないんですよ?
持ち歩かないといけないものって。

 

そう考えると、
どれだけすごいことが起こるかわかる。

 

これから来る未来、
本当に楽しみです。

 

物の所有がなくなる時代、何が重視されるか?

でも、

「わーい、楽しい未来が来るぞ〜」

と楽しみにしているだけではいけない。

 

なぜなら、
人間のあり方が根本から変わるから。

 

今までは、

「すごいものを所有してる人=すごい人」

っていう等式が少なからずあったんですよね。

 

例えば、

外車がそうです。

ブランドのバッグもそうです。

 

高い外車を持ってる人はステータスが高い。

ブランドのバッグも持っておきたい。

 

そんな風潮がありましたが、
じきに終わります。

 

なぜなら、車やバッグを所持する
必要性がないから。

 

あるとすれば、
「外車のタクシーを使えること」
でステータスを判断されるくらいのささいなものになります。

 

 

だから、ね。

 

「モノの所有」で判断できなくなったら、
何が重視されるか?が問題なんですよ。

 

 

何が重視されると思いますか?

 

 

僕は、

頭の中にある

スキル

が重視されると思ってます。

 

 

「モノ」で判断されないとなると、
「頭の中身」で判断されるようになる。

 

それは、

コミュニケーション能力だったり、
リーダーシップだったり、
頭の回転の速さだったり、
知識、専門性だったり、
言語能力だったり、
美的センスだったり。

 

そうした、
頭の中身
が評価される時代が来る。

 

モノという目に見える判断材料から、
頭の中やスキルといった目に見えないものへ焦点が動いていきます。

 

 

国民を対象とした調査でも、

モノの豊かさ重視から
心の豊かさ重視へとすでに移っている
ことがはっきりとわかっています。

 

もうすでに、
この傾向は始まっているんです。

 

 

だから、今のうちから僕らがやっておくべきことは一つ。

 

それは、
モノではなく目に見えないモノ、
つまり自分の頭に投資することです。

 

 

モノの重要性がどんどん薄れていって、

自分に投資ができる人が勝つ時代は必ずくる。

 

それは数十年ほかもしれないし、
十年後かもしれないし、
なんなら数年後の近い未来かもしれない。

 

必ず来るそんな時代に備えて、
モノよりも自分に投資する。

 

今からこの姿勢を身につけて行動すれば、

将来の自分は必ず今の自分に感謝すると思います。

 


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